fd0ff278.jpg最近、水曜日の7時くらいから「日本昔ばなし」をやっている。
画質をデジタル処理してあるだけでリメイクせず、オープニングもエンディングも市原悦子も当時のままだ。
これを小さい頃見て育った世代は必ず懐かしい!と感じるはずです。

本日の二話目は「キジも鳴かずば」というものだった。
(あらすじ)
昔、犀川という川の近くに集落があり、毎年川が氾濫して多くの村人が流されていた。
その村に住む小さな娘チヨも母親を洪水で亡くしたが、父親と貧乏ながら幸せに暮らしていた。
ある日、チヨが重い病気になってしまった。
貧乏で医者も呼べない父は「あずきまんまが食べたい」とチヨが言うので、地主の蔵に忍び込み、米とあずきを盗んでしまった。
すっかり元気になったチヨは外で「おいしいあずきまんま〜」と手まりをつきながら歌っていたが、それが村人の耳に入ってしまった。
父は捕まってしまい、洪水の時に人を生き埋めにして神様に捧げる「人柱」という村に伝わる恐ろしい儀式で生き埋めにされてしまった。
「自分があずきまんまの歌を歌ったせいで、父が・・・」
自分を責めるチヨの泣き声が村中に響き渡り村人を悲しませたが、やがてチヨは一切口をきかなくなってしまった。
それから何年もの月日が経った。
チヨの姿を見る者もいなくなった。
ある日猟師がキジの鳴き声に反応してキジを鉄砲で撃って捕まえた。
そこに大人になったチヨが撃たれたキジを抱いて現れた。
「お前も鳴かなければ、撃たれなかったのに」
そう言い放ち、どこかへ去っていってしまった。

「口は災いの元」
「やぶへび」
同じような諺もあるが、これも余計な事を言ったばかりに、やっかいな事になる諺の元の話だろう。
小さな子供にはこれは怖くてトラウマになってしまうかもしれないが、こういう人間の身勝手さ、理不尽さを伝えるようなアニメも必要じゃないだろうか。
「人を生き埋めにするなんて教育上よくない!」
番組に抗議をするバカ親もいたそうだが、そんな親の子供は無菌室で大事に大事に育てればいい。
録画してあるから、今度姪っ子に見せてやろうっと。
ちなみに犀川は長野にあるみたい。
長野には「姨捨」なんて地名もあるのだから、この話も作り話でもないような気がしてきた。
(あらすじを文章で伝えるのは難しい!詳しい人、訂正よろしく!)